プロテインはなぜ飲む必要がある?プロテインの役割を解説

筋トレやスポーツをしていると、プロテインを飲んだほうが良いのかと疑問に思うことがありますよね。
ここではプロテインがどういう役割を果たして、どういった人が飲むと良いのかを解説します。
プロテインとは
まずプロテインとは、英語でタンパク質のこと。
タンパク質は炭水化物、脂質と合わせて、人間が生きていくために欠かせない三大栄養素の一つです。
その働きは大まかに言うと、筋肉や骨、血液の材料となります。
特に筋肉においては、筋肉を大きくする(筋肥大)ためには非常に重要な役割を果たします。
そのため、トレーニングをする人にはタンパク質は非常に重要な栄養素となるのです。
タンパク質が多く含まれる食材は肉や卵、大豆など。
食事から筋肥大させるために必要なタンパク質を摂ろうと思うと、非常に多くの量を摂らなくてはならずカロリーを摂りすぎてしまう結果につながったり、脂質が増えてしまうことで余分な贅肉まで蓄えてしまうことになったりとデメリットもあります。
そこで効率的にタンパク質を摂るために開発されたのがタンパク質を粉末状にしたプロテインドリンクです。
タンパク質の必要量
タンパク質がどのくらい必要かは人それぞれ異なります。
また、ダイエットを目的にしている人やトレーニングで筋肉を大きくしたい人など目的によっても異なります。
おおよそですが、ダイエットしている人にとってのタンパク質摂取目安量は体重×1.0gであり、
筋トレなどによって筋肥大を目指している人に必要なタンパク質摂取目安量は体重×1.5〜2.0gです。
仮に体重が70kgの人で、筋肥大を目指しているなら、1日におよそタンパク質で140gが必要になります。
これを卵で摂ろうと思うと12〜3個食べなくては足りない計算となります。
こうしたことから、余分な栄養素を摂りすぎることなく、タンパク質を必要量摂取するためにプロテインは欠かせないものです。
プロテインには種類がある
プロテインには大豆を主原料としたソイプロテインと牛乳を原料としたホエイプロテイン、カゼインプロテインがあります。
もっとも一般的なプロテインなのがホエイプロテイン。牛乳を原料とするプロテインで、スポーツ用品店などでも簡単に入手ができ、種類(味)も多くのものが発売されています。
ホエイプロテインは体内での吸収がされやすく、トレーニングをしている人に最適なプロテインと言われています。
同じく牛乳を原料とするプロテインにカゼインプロテインがあります。
これはあまり一般的ではなく、値段も高価なものが多くなっています。
カゼインプロテインはホエイプロテインに比べて吸収がおだやかと言われています。
大豆を原料とするのがソイプロテインです。
これもスポーツ用品店などで入手することが可能です。また、価格が比較的安いのも特徴です。
ソイプロテインは大豆が原料となるため、特有の香りがあり溶けにくいものが多いため、あまり好まれない傾向があります。
吸収速度もホエイプロテインに比べると劣るため、筋肥大を目指している人には不向き。
一方で満腹感が持続しやすいというメリットがあります。
ホエイプロテインは様々なメーカーから発売されており、インターネットでも簡単に入手が可能です。
インターネットではスポーツ用品店などに比べると安価なものが多く、味も豊富です。
どんな味にするか迷ってしまう場合はマイプロテインのかなりの味を網羅した僕のレビューがあります。
オススメ度別で分類しているので、参考になると思います。
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