筋トレでハゲるは本当か?筋トレとハゲについての関係は

筋トレでハゲるは本当か?筋トレとハゲについての関係は

「筋トレすると若ハゲになる」ということを聞いたことはありませんか?
男性諸君には意外に他人事とは思えない人も多いのではないでしょうか。

まことしやかに囁かれる「筋トレとハゲ」の関係。
実際のところはどうなのでしょうか。

筋トレでハゲると言われる理由

筋トレをするとハゲると言われるのは大きく分けて2つの理由があります。

1つ目は髪を作る成分のタンパク質が筋肉の合成に使われてしまうからという理由。
2つ目は筋トレをすることで男性ホルモン(テストステロン)が分泌されてそれがハゲにつながるからという理由です。

どちらももっともらしく聞こえはするのですが、実際の真偽はどうなのでしょうか。
一つずつ見ていきましょう。

筋肉にタンパク質が使われてハゲる?

髪の主成分はタンパク質です。

筋トレをすると、タンパク質の合成が促進されて筋肉を大きくしようと働くため、タンパク質が積極的に使われるようになります。

そこから、筋トレでタンパク質が使われてしまい、髪に使われるはずのタンパク質が不足するためにハゲてしまうという発想でこのような言われ方をするようです。

ただ、筋トレをする人は筋肉の合成にはタンパク質が必要という認識を持っている人は多いはずで、タンパク質の摂取を積極的に行っています。

さらに言うと、厚生労働省の調査によると、20歳以上の男女では現代の食生活では1日あたりおおよそ65g〜70gくらいのタンパク質を摂取しています。

これは体重の平均が70kgと仮定しても、十分な量のタンパク質を摂取していると言っていい量です。

多少の筋トレでタンパク質が使われようとも、髪にいきわたらないほどタンパク質が不足しているわけではありません。

筋トレによってタンパク質が使われてしまうためにハゲるということについては普通の食事をしている分には気にする必要は無いと考えられています。

テストステロンとハゲの関係

筋トレをすると、テストステロンという男性ホルモンが分泌されます。
テストステロンにはタンパク質の合成を促す働きや脂肪を燃焼させる働きがあり、トレーニーにとっては非常にありがたいホルモンです。

しかし、脱毛にもテストステロンが関係しています。このことから筋トレをするとハゲると言われているものと思われます。

毛が薄くなってしまうのは男性型脱毛症と呼ばれます。
男性型脱毛症の発症メカニズムはテストステロンが変性することで起こります。
テストステロンを変性させる物質が5αリダクターゼと呼ばれる物質です。
テストステロンと5αリダクターゼが結合することで男性型脱毛症を招くのです。

筋トレをすると分泌されるテストステロンは男性型脱毛症の原因となる可能性はありますが、5αリダクターゼと結合しない限りは脱毛とは関係がありません。

どれだけテストステロン量が多くとも、5αリダクターゼが無い限りは男性型脱毛症の原因とはならないのです。

筋トレでハゲる可能性があるタイプとは

男性型脱毛症の原因はテストステロンと5αリダクターゼが結合することで生じる物質の影響であることは上に紹介したとおりです。

5αリダクターゼの活発度合いは遺伝的な要素が強いとされます。
家系にハゲの人がいると遺伝するというのはここから来ています。

近い親戚にハゲの人がいる場合は5αリダクターゼが活発な体質である可能性があります。その場合は注意が必要です。

必要があればお近くのAGA(男性型脱毛症)クリニックに相談すると良いでしょう。

ハゲを予防するために

男性型脱毛症の原因となるのは遺伝的な要因の他にも「活性酸素」があります。

「活性酸素」は体を酸化させ、老化を早めるという影響があると考えられています。
運動などによって、酸素を多く取り込むと活性酸素も増加します。
ただ、運動によって増える活性酸素による悪影響は無視していい程度のものだと考えられています。

逆に運動不足による血行の滞りや肥満のデメリットの方が体に与える悪影響は多いと考えられています。

運動以外に活性酸素が増える要因としてはタバコがあります。
タバコを吸うと活性酸素が増えるほかに毛細血管が収縮して血行が悪くなります。
血行が悪くなると正常な毛髪サイクルに悪影響が出ますので、ハゲが気になる人は要注意です。

その他にもストレスによって活性酸素が増えると言われています。
ストレスをためないことは難しいですが、筋トレをしてリフレッシュするとストレスが軽減されるかも、、

筋トレとハゲの関係まとめ

男性型脱毛症の原因はテストステロンという男性ホルモンと5αリダクターゼが結合することによって生じる物質によって引き起こされます。

筋トレを行うとテストステロンの分泌が増加しますが、5αリダクターゼと結合しない限りテストステロンが男性型脱毛症の原因となることはありません。

5αリダクターゼの活性度は遺伝的要因や体質の影響が大きいと考えられていますので、近親者に薄毛の人がいるなら注意が必要です。

もう一つの薄毛の要素となるのはタバコやストレスによって増える活性酸素です。
タバコはなるべく控えて、ストレスもためないようにすることが薄毛予防には大切となります。

筋トレが直接ハゲの原因になることはありません。
薄毛は体質か、その他の要因によって引き起こされる可能性の方が高いと考えられますので、気になる人は生活習慣から見直していくのが良いでしょう。

どうしても気になる場合はもよりのAGA(男性型脱毛症)クリニックに相談するようにするのが確実です。