フィッシュオイルの気になる効果は?ダイエットや筋トレに注目の成分を解説

今、筋トレやダイエットに注目が集まっているフィッシュオイルをご存知でしょうか。
フィッシュオイルは昔頭が良くなると言われて話題になったDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの必須脂肪酸が多く含まれるオイル。フィッシュオイルにはオメガ3脂肪酸(DHAやEPA)が豊富に含まれています。オメガ3脂肪酸が不足すると肥満につながると言われており、ダイエット効果に注目が集まっています。
また、フィッシュオイルには筋肉の分解スピードを遅らせる、タンパク質の合成を助けるなどの働きがあることから、筋トレをする人にも注目されており、ブームとなっています。
フィッシュオイルの摂取目安量
トレーニー、ダイエッターともに注目されているフィッシュオイル。
このフィッシュオイルに含まれるオメガ3脂肪酸の摂取目安量はヨーロッパでは5g、アメリカでは3gであれば問題ないという見解が出されています。
日本ではDHA・EPA協議会という団体が1日あたり2g程度を目安として提唱しています。
この2gというのはDHA・EPAでそれぞれ2gずつというわけではなく、合計して2gという点に注意してください。
フィッシュオイルに限らずですが、一度に大量に摂取するのではなく、毎日コツコツ目安量を摂っていくことが大事となります。
フィッシュオイルが多く含まれる食べ物
DHA(ドコサヘキサエン酸)はマグロやカツオ、サンマ、サバなどに多く含まれると言われています。
EPA(エイコサペンタエン酸)はイワシに多く含まれていると言われます。
サンマ100gでDHAが1.7g、EPAが0.9g程度含まれるとされており、1日の必要量を満たすには毎日サンマを100g(大体1匹くらい)を食べる必要があるということになります。
秋のサンマの旬の時期ならまだしも、日々の生活の中でこの量を毎日確保するのはなかなか大変だろうと思います。
フィッシュオイルは肥満の防止や筋肉の合成を促す以外にも効果が
フィッシュオイルには肥満の防止や筋肉の合成を促す以外にもいろいろな効果があると言われています。
成長ホルモンの分泌を促進する
フィッシュオイルには成長ホルモンの分泌を促進する効果があると言われています。
成長ホルモンは筋肉の合成にも関わる大切な働きをするホルモン。
フィッシュオイルを摂取することは筋肉の分解を抑制して、筋肉の合成を促し、さらに成長ホルモンの分泌を促進させ筋肉の成長を促すことにつながっていきます。
セロトニンの分泌を促進する
セロトニンとは幸福感を高めてくれるという作用を持つホルモン。
炭水化物や脂質などを摂ることでセロトニンが多量に分泌されると言われています。
ラーメンや焼き肉とご飯などを食べると幸せな気分になりますが、これはセロトニンが分泌されることが関係していると言われています。
フィッシュオイルの摂取によってもセロトニンの分泌が促進される働きがあるという研究が発表されています。
つまり、フィッシュオイルを摂取することによってラーメンやご飯を食べた時のような幸福感を同じように得られる可能性があります。
炭水化物や脂質の多量摂取はダイエットにとっては大敵となるものです。
フィッシュオイル摂取によってそれらのダイエットの障害となり得る食材を減らしながら、同じような満足感・幸福感を得られる可能性があります。
フィッシュオイル摂取による副作用
血が止まりにくくなる可能性
EPAには血栓を予防する作用があります。いわゆる血液をサラサラにするという謳い文句のやつです。
これは動脈硬化などによって血栓ができやすい体質の人には薬となりますが、一方で出血した際に止まりにくくなるというデメリットも存在します。
1日の目安量を守ればそれほど影響は無いとされますが、他の食べ物との組み合わせで大幅に摂ることにならないように注意が必要です。
フィッシュオイルはサプリメントでの摂取が手軽
様々なメリットがあるフィッシュオイルですが、1日の摂取量を満たすには毎日サンマ1匹分を摂る必要があります。
魚をこのように毎日摂取するのは容易ではありません。
このため、フィッシュオイルを定期的に摂取するにはサプリメントから補給するのが一般的。
ネイチャーメイドやディアナチュラなどの日本の大手メーカーからマイプロテインなどの欧米のメーカーまでいろいろなメーカーから発売されています。
欧米のメーカーは比較的価格が安いものが多いので、探してみると良いかもしれませんね。
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